メンテナンスと世界平和

いつもお世話になっております。あるいは、はじめまして。インプリメーレというバンドでホルンを吹いている中野と申します。さて、今回もやっていきましょう。

地球上に”知的生命”と呼ぶに値するものなど存在するんですか?

dr. リチャード・ホーキンス
(理論物理学者)

先日、高速バスに揺られていたら事故渋滞にハマった。またかよ。以前、渋滞の原因について考えてみたことがあったが、その時の結論は「日本語を正しく理解していない」だった。

今回も、さっさく、なぜなぜ分析してみた。今回の事故の原因は何だったんだろうか。タイヤの寿命によるパンク?雨によるスリップ? 積載物の落下?単純に車間距離がマイナスになった?だとしたらその原因は車間距離不保持か、居眠りか、急な割り込みか?

ちょうど座っていた席から事故現場が見えた。どうやらタイヤがバーストないしはスリップして単独で事故した模様。きちんと、自分の扱う物を健全な状態で管理するというのは大切なことだなぁ、と感じた次第である。

俺自身は、クルマに限らずモノのメンテナンスが好きだ。劇的ビフォーアフター的な感覚だけでなく、メンテナンスを重ねていくうちに俺だけのモノという感覚や愛着が湧いてくる。今回はメンテナンス、そして世界平和へと思いを馳せてみようと思う。

メンテナンスの重要性

さて、今回の事故の原因の一つには、メンテナンス不足が挙げられるだろう。車だけでなく、包丁とか研いだりしてますか?靴とか磨いたりしてますか?車の場合、えてして、メンテナンスは怠られがちである。特に足まわりとエンジン。

タイヤの空気圧チェックのやり方を知らないドライバーがどれだけいるのやら。タイヤの空気圧は月一くらいでチェックしよう、な? 適切な空気圧はタイヤのライフも伸びるし、燃費も改善するしでお財布にも優しい。タイヤの異常にも気付きやすくなる。悪いことと言えば、慣れるまで時間がかかるかもしれないことと、少し手が汚れるくらいなものだ。

それから、エンジン警告灯が付きっぱなしで運転している人の車にも乗ったことがある。エンジン温度がどんどん上がっていく中、彼は「オイル?冷却液?なんですかそれ」と言っていた。マジかよ。こんな車に乗ってられるか!俺は1人で過ごすぞ!

そうそう、それからドライバー自身のメンテナンス。ひょっとしたらこれが一番重要なのかもしれない。これは2つの面がある。1つは心身の面、もう1つは知識の面だ。

心身。複雑化しすぎたこの社会では悩み事が尽きないし、人はストレスを抱え込む。そうすると思考は、本来見据えるべき前を走る車そっちのけで明後日の方向へ向かう。また、睡眠不足も運転の大敵だ。いくら眠たいからと言って、誰もいきなり永久の眠りに付きたくはないだろう。あとは、こまめに休憩を取ること。座りっぱなしと言えど、なんだかんだで運転は集中力が要求され、体も固定されているので、心身ともに疲れるものだ。人の集中力は2時間くらいが限度だそうだ。どこかで体をほぐして、ソフトクリームとか食べたり、コーラとかでも飲んでリラックスしな。ビールとかはダメですよ。あるいは、一服つくのもいいだろう。

もう一つは車の運転をするのに必要な知識を持っているか?ということ。別にサスペンションやシャフトの構造がどうとかを知っている必要はないけれど、安全に乗り続けるためにあらゆる車に必要な基礎知識は必要だ。また、自分の車の機能や特性を知っておくことも大切だ。これについては次回触れよう。

車のみならず、やはり日々の道具、それから楽器など…のメンテナンスは重要だ。道具はかけた愛の分だけ応えてくれるので、ひょっとしたら人間よりもよっぽど良いのかもしれない。

世界平和への第一歩

PA/SAの入口出口付近での駐停車、トンネルでのライト不点灯、スピードの出し過ぎオンザハイウェイ。状況は違えど、一般道でもよくみかける風景だ。「そこに駐停車する?」というような場所での駐停車。停止線を超えてから歩行者を確認して急停止。イエローカット。指示器を出さずに曲がっていく人もいる。カーブでの車線はみ出し。交差点のコンビニを使ったショートカット。挙げ始めたらきりが無い。このような事柄が積算され、渋滞や事故が発生する。自分が見たり感じたりして危ないな、と思う行為はやめておこう。他山の石、人の振り見て我が振り直せ、という言葉もある。

結局、事故が起きたりするとその加害者・被害者はもちろんのこと、その処理に巻き込まれた周辺車両も大変である。イライラするし、予定も狂う。ストレスがマッハな世の中である。ほんまええ加減にせえよ。

車にはどんどん新たな機能が付与され、あれよあれよと言う間に進歩しているが、人も文明もなかなか進歩しねぇなぁ、と思う今日この頃である。一国の道路上でもこのようなトラブルが頻発しているのだから、世界平和への道のりはまだまだ遠そうだ。まずは一人ひとりが平和のためにできることをやっていきましょう。自分の道具のメンテナンス、自分の日々の行動の見つめ直し、あとは字牌整理とか。

次回 レシピと取扱説明書

中野(Hr. / すり抜けながら罪悪感)

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参考書籍

クルマのメンテナンス
電子部品が増えて、自分でメンテナンスする部分が減ってきた昨今の車である。ディーラー任せ、という人も多かろうと思う。
ただ、自分でやれることもある。やらねばならぬこともある。
絵も多く、参考になる一冊。
男の家事―男子厨房に入る別冊 (ORANGE PAGE BOOKS 男子厨房に入る別冊) 
靴磨きやキッチン用品のみならず、服のメンテナンスや掃除の方法まで結構網羅してある。
一人暮らしにはもってこいの一冊だ。

今週のリコメンド│Rei Harakami

先日のライブに向けた合宿中、パーカッションの消える魔球ことイサナさんに「レイ・ハラカミ」とか紹介しないんですか? と言われてぐぬぬ…となったが、紹介しないわけにはいかない。知っている人は知っているシリーズです。

透明感,浮遊感,不規則性を持つサウンドと、叙情的なメロディ。旧式のMIDI音源を使っているのに、いつ聴いても新しいような音楽感。天才かよ。矢野顕子からは矢野独断による「世界遺産」の認定を受けているとのこと。

2011年7月27日、脳出血のため急死。40歳没。哀しいことだね。

個人的イチオシアルバムのダイジェスト版。


余談1:洗車にしてもそうだ。メンテナンスする、ということは対象をよく見る、ということでもある。対象をよく見ることによって、初めて気がつく不具合なんかもある。自分を知り、相手を知れば、百戦にて危うからず、だ。

余談2:車といえば、東京モーターショーに行ってきた。時間の都合でサプライヤの方は見れず、完成車メーカーだけしか見れなかったが、個人的に一番面白かったのがHINOというのが自分でもびっくりしている。コンセプトモデルのFLATFORMER。完成車メーカはこれまでインフラや大規模システムを作ってこなかったが(ここが鉄道との大きな違いである)、彼らは新たにインフラを作ろうとしているな、という気概を感じた。

余談3:東京へ行ったついでに、知り合いの自動車工業会某委員会の幹事の方とご飯を食べてきた。しかし面白いね。目の前の事に情熱を注ぎ、それでもガス欠にならないということは非常に大事なことなんだなぁ、と思った次第です。

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