アルフレッド・リード生誕100周年記念吹奏楽コンサート

吹奏楽団インプリメーレでは団員を大募集中です。
詳しくは文末の団員募集のバナーからアクセスください。

本コラムは団員の中野がきまぐれに金曜日にお送りするコラムです。
なお、内容はすべて個人の見解であり、著者が所属するいかなる組織の公式見解ではありません。


2023年のインプリメーレ活動予定

THE REC

インプリメーレのTHE REC(演奏を収録してYouTubeなどにアップロードしていくイベント)は3月に実施予定です。

THE LIVE

インプリメーレ THE LIVE 2023は10月に伊丹アイフォニックホールで開催予定です。


新着情報

さる2022年10月22日(土)、伊丹アイフォニックホールでTHE LIVE 2022『うまいもん市』が開催されました。
ご来場の皆様、YouTubeライブをご覧いただいた皆様、そして関係者の皆様に感謝申し上げます。

2023年も、皆さまにお楽しみいただけますよう、団員一同精進してまいります。今年もどうぞよろしくお願いします。


コラムのコーナー

基本を制する者が世界を制する。

パブロ・ピカソ

皆さま、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

2022年の上半期は例年以上にダメ&怠惰なムードであり何もできなかった。そして下半期はこれまで積み重ねてきた様々な負債を少しでも返すべくバタバタしており忙しかった。そうこうしているうちに気が付けば年が明けた。

年の瀬の2022年12月11日(日)、友人のライスカレーうどん氏が出演するということで、神奈川県大和市で開催されたリード百愉会主催のアルフレッド・リード生誕100周年記念吹奏楽コンサートへ行ってきた。

吹奏楽の界隈でアルフレッド・リードという作曲家を知らない人がいるとすれば、吹奏楽をはじめたての中高生か、あるいはモグリだ。物理学で言えばニュートン、日本文学で言えば夏目漱石くらいのインパクトがあり、そりゃもう凄い。

実際には生誕100周年といいつつ、コロナの影響で1年延期となり、生誕101年目の開催となったようだが、それは些細なことであって、大事なのは開催され、皆が楽しめることである。

演目は以下の通り。

  • 第一部
    • 音楽祭のプレリュード
    • 吹奏楽のための第二組曲(I・II・III・IV)
    • エル・カミーノ・レアル
  • 第二部
    • 春の猟犬
    • オセロ(I・II・III・IV・V)
  • 第三部
    • アルメニアンダンス(全曲)
      Part 1, Part 2(I・II・III)

リード生誕100周年を祝うに相応しい曲目である。アルメニアンダンス全曲ぶっ通しとか初めて聴いたかもしれない。

集った有志の演者は総勢100名強。誰もがリードを愛する面々であり、当然と言えば当然だが、皆さまお上手。素晴らしい演奏を聴かせていただけて幸せな気分であった。

どの曲も実に印象深い演奏であったけれども、個人的に特に良かったなぁと思うのは『春の猟犬』。急緩急構成の序曲。軽やかさあり、楽しさあり、美しさあり。けだし名曲だなぁ、と思った次第である。

リードが手掛けた曲の数々は、聴けば聴くほど基本に則った、気持ち良く演奏できる曲が多い、と思う。そのあたりが、いまだ根強い人気があり、頻繁に演奏される要因なのだろう、と思う。やはりこのような王道を往く曲というのは良いものである、と思う。

王道、基本、基礎、ベーシック、スタンダード、オーセンティック……。そのようなものは吹奏楽に限らず強く、そして良い。キホンのキ、キホンのホ、キホンのンが大切だということは、クマサン商会のクマサンも言っている。基本を知っているからこそ、応用も楽しめるというものである。

新年も迎えたことであるので、基本に立ち返って今年もやっていこうと思う今日この頃である。


今週のリコメンド

cute girl doing cute things



余談1: 年末年始は孤独のグルメの再放送をずっと見ていた。

余談2: 初詣は北野天満宮へ行った。おみくじは吉だった。

余談3: 2023年は個人的にターニングポイントとなることが予想されており、身の回りの激流はさらに加速度を増して危険な領域へ突入する。

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