先日、今年の冷やし中華がひっそりと終わりを迎えたという話を耳にしました。思えば、「冷やし中華はじめました」という文言はよく見かけるにも関わらず、「冷やし中華おわりました」という文言は見たことがありません。我々は冷やし中華について、大河ドラマのナレーションのなかで死んでいく武将のように扱うのではなく、もっとその死と復活について考えるべきなのではないでしょうか。
「冷やし中華はじめました」の旗などがあると、「嗚呼、今年も夏が来たのだな」と思いますし、「ちょっと今日は冷やし中華といきましょうか」となりませんか?…