吹奏楽団インプリメーレでは団員を大募集中です。
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この記事は、毎週金曜日、団員の中野がお送りするコラムです。
なお、このコラムは個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。
今週のアップデート
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弊バンドの第1回演奏会『刻』の映像が、5月にプレミア公開された際に副音声を収録しました(失敗したのでリテイクしたけど)。そのオーディオコメンタリーが投稿されました。
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指揮者迎氏による、バンドらしい記事が投稿されました。やっぱりこんなおれのふざけた記事より、こういう真面目な記事を読んだ方がいいよ。
マイルストーンを置いていけ
先日から、というよりここ最近しばらくだけれども、どうにもやる気が出ない。そもそも、近年やる気があったことなどあったのだろうか…? こんなご時世で例に漏れずテレワークで、とはいえ解決せねばならない喫緊の課題などもなく、自由に試験や設計開発や勉強などを行ってよし、という感じである。「うーん、今日もどうにもやる気が出ないなぁ」といいながら部屋でピザやアイスをたべたりなどしながらぐーたらしている。これはよくない。
生まれてこのかた、長期的な展望が叶ったためしがない。将来はこうありたい、10年後、20年後、30年後、50年後はこうありたい、という展望。なんなら、1年後や3年後でもいい。そういった計画レベルでさえ、方向修正の挙句、全然違うところに流れ着いていることが多い。大学を卒業して就職する際には「せっかくいい企業に入社したんだし、定年退職までバリバリ頑張っていこう!」と思っていたのに、5年もすれば初心を忘れ、退職し、どうにも妙な身の上になってしまっている。
ある地点で描いた「長期的には、こうありたいなぁ」という絵は、自分自身の気持ちや価値観の変化、あるいは社会情勢や環境の変化によって、あっというまに塗り替えられてしまいがちだ。幾度もなくキャンパスが塗りつぶされ、時に切り裂かれて、修正されていくうちに、「おれはどうしたいのだったっけ…?」と途方に暮れること多々だ。
とはいえ、長期的な目標や計画が具体化されていなくても、何かしらざっくりとした方角というのがあるものだし、迷ってもとりあえずそっちの方向へ進んでいけばよいと思われる。山で遭難するパターンだこれ。でも人生は山じゃないから。人生山あり谷ありっていうけど、比喩。比喩だから。
で、方角は見えてるけど「どこまで進めばいい?っていうか進んだところでいいことあんの?チョーマジだるいんだけど?」と文句を言っているのが迷える我が魂であり、対して矮小な良識が力なく応えて曰く「どうにかせんといかんでしょ… このままダラダラしてても仕方ないでしょ…。」
とりあえず、迷える魂にどうにかやる気を出してもらわねばならず、そのためには、直近のゴール地点を明確に示してやるなり、報酬を示してやるなりしてやらねばならんのだなぁ、と思う。あくまでこれは自分自身の話なので、認識せねばなるまいし、ないなら作らないといけない。いわゆる、自分へのご褒美、というやつだ。でも、ご褒美があっても、動くのがチョーマジだるいんだよね。動かないことによって得られる目先の利益に目がくらんでいる。
車やバイクで長距離を移動するときには、そんなにだるいと思ったりしない。というかむしろ楽しいし、夜に雪の降る山中をバイクで走っていてもウケる。なぜだろうと考えてみたら、移動せねばならない用事がある、今ここで止まると死、移動そのものが楽しい、絶えず変化する風景や道路状況など、さまざまな要因も思いつくけれど、一番大きいのはマイルストーンだ。
増える起点からの距離(そもそものマイルストーンだ)、縮まる目標地点や中継地点までの距離表示(看板とか)、時々の休憩スポット(道の駅やPA・SA)。確実に動いているな、という実感が得られるし、時間がかかっても走り続ければいずれ終わることがわかる。とりあえず休憩ポイントまで行ったら食事なり飲み物なりお菓子なり、コーヒーなりタバコなりにありつける。仮に移動しているはずなのに風景も変わらず、距離も縮まらず、どこにも辿り着かないとなったらおれは恐慌状態に陥るだろう。まずは我慢できずに失禁すると思う。
マイルストーン… ToDoとはまた違った響きがある。ToDoリストを埋めていっても、週次レビューをしていてもあまり満足感は得られないが、マイルストーンはなぜか満足感や達成感がある。おそらく、ToDoは行為であって、マイルストーンはその結果得られた位置だから、なのだろうな、と思う。
そういうわけで、マイルストーンを細かく置いていないのがよくないんだろうなぁ、と思った。ToDoは十分計画されてるので(そして期限切れがそれなりにある。このブログの投稿とか)、取り急ぎ今月末の段階ではこうありたいよなぁ的な何かを設定してやっていこうと思います。
RECOMMEND: Serph
エレクトロニカに分類されるのだろうけど、いろんなエッセンスが入っている気がするので難しい。東京在住の男性によるソロプロジェクトだ。10年前、難波のタワレコの試聴コーナーで視聴してからドハマりして、しばらく聴いていた。新譜が良かったので紹介したいと思った。ダンスミュージックよりのReliq、歌モノメインのN-qiaってプロジェクトもあるよ。
余談1: おれは第1回演奏会に出演していないけれども、同期や仲の良い後輩など、個人的に懐かしい面々が出演していた。彼 or 彼女らはいま、どの空の下にいるのだろう。おおよそ、梅雨空の下なんだろうけど。みんな、めっちゃ若くて、かっこいい or かわいい。
余談2: 歩いていたら電柱に楠本質店という店の看板があった。本質を売っているのか… 本質が欲しい。
余談3: バイオハザード RE:2、ちょっとやったけど、リッカーが強くて怖かったので、寝かしています。オリジナルからかなり変わってて、おじさんビックリしましたよ。TPSじゃん… 知ってたけど。固定カメラとはまた違う怖さがある。規制とかあんまり好きじゃないので、Z version + ゴア表現解除環境で。MODでいろいろ調整できるからPC版は良い。