演奏会?どちらかと言えば…ライブです。

こんばんは、指揮の迎です。

本番に向け、パンフレットも無事入稿。

あとは実物を見るのを待つのみです。

今年もCDジャケットサイズ。

パンフレットって、あると嬉しいんですけど持って帰るの面倒なんですよね…

なので、コンパクトなサイズで持ち運びに便利なものをとの想いでこのサイズにしています。

チラシからも分かる通り、ほとんど文字はありません。

必要最低限の情報だけを皆さんに見ていただくことで、当日の楽しみを増やしたいという想いです。

 

一般的には、日本の吹奏楽はどことなく「格式高い」音楽で、

演奏会では、「厳かな」雰囲気の中時間が進んでいくことが多いのだと思います。

どことなく、「クラシック」こそ正義で「ポップス」は箸休め、「ジャズ」は汚い音楽で触れたくもない。

そんな空気をいつも感じていますし、憤りしか感じません。

ブログでだったか、演奏会のMCだったかでお話をしましたが、

僕自身トランペット奏者として、いろんなジャンルの音楽に取り組んでいます。

大学からはもっぱら「ジャズ」、中でもビッグバンドが主体になっていますが、これを経験したのは本当に大きな意味がありました。

クラシックだろうがポップスだろうがジャズだろうが、土台は全く同じ。

イントネーションだったり発音だったり、細かい表現が違うだけでそこに優劣なんて存在しない。

吹奏楽だったらそのすべてのジャンルをそれっぽく演奏できる。

何故その素晴らしさに気付いてないんだ!?…疑問でしかありません。

この「それっぽく」ってすごいことだと思うんです。

いわゆるモノマネですよね。

吹奏楽でクラシックをやってもオーケストラには敵わない。

だけど、クラシックの良いところを少しずつ取り入れて、ニュアンスを楽しむ演奏は出来る。

ポップスにしてもジャズにしてもそう。

本物には敵わないけど、エンターテイメントとしては抜群の題材なんです。

素晴らしいモノマネはそのご本人への多大なるリスペクトを感じます。

僕が、「このバンドいいなあ」と思うのは、技術でも音圧でもなく「リスペクト感」の強いバンドです。

指揮者として、インプリを見守る中、一番意識している点です。

 

そんな「それっぽい」音楽ができる吹奏楽。

「それっぽい」んだから、そんなに堅苦しい演奏会をしたって楽しくないんですよ。

そもそもお堅い人たちで吹奏楽なんてできませんから。

なので、僕らは「演奏会」と銘打って毎年皆さんに僕たちの姿をお披露目していますが、

感覚的には「ライブ」なんです。

僕らがリラックスして心から楽しんでいる姿、それを見て頂いて一緒になんとなく笑顔になってもらう。

この雰囲気を大切にするため、あえて司会者は立てていません。

僕のMCで終始演奏会は進んでいきます。

やっぱり、慣れない光景かとは思うんです、そんな楽団なかなか無いので笑

これを「違和感」と感じられる方がいるのも重々承知ですが、分かる人が分かればいい。

…というよりも、分かってほしいという表現の方が正しいですね。

 

ほら、吹奏楽ってすごくラフな音楽で、万能で、いいでしょ?

ロックバンドの派手さやオーケストラの優雅さは無いかもしれないけど、

楽しくないですか?とても。

 

そんな想いで僕らはいつも活動をしています。

なので、僕らの演奏会は、「ライブ」だと思って来て下さい。

そして是非、観るだけではなく、「参加」をして下さい。

「観客参加型吹奏楽団 インプリメーレ」です。

 

それでは、間もなく我々は直前合宿に行ってまいります。

台風25号の進路が心配ですが、なんとか反れてくれ!

もしくは合宿の行き帰りに重ならないでくれ!!

 

■ 第9回定期演奏会 -繙-

  • 日 時: 10月13日(土)Open 13:30 Start 14:00
  • 場 所: 伊丹アイフォニックホール(LINK
  • 住 所:〒664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前1-3-30
  • 入場無料

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音楽に対する熱意を持つ方ならウェルカムです。

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