どうも、本番衣装のネクタイを忘れたことに本番1時間前になって気付いたパーカッション井筒です。
忘れた理由は本番でいじられた通りです、ガッツリ忘れました!
お詫びと言っては何ですが、今回は緊急事態宣言が解けて早々にも関わらず盛況だったTHE LIVE 2021の個人的な見所について書いていきます。本編を見る前にこのブログを読んでいただければより一層楽しめること間違い無し!ではどうぞ。
フットシェーカー…?
- M4:伝説のアイルランド
完全ハンドメイドのため正式な名称があるのかどうかすらわからないが、一旦この記事では“フットシェーカー”と呼ぶことにする。
用意するもの
・ハイハットスタンド
・シンバル用ワッシャー(ウレタン等比較的固めの素材のものが望ましい)
・スプラッシュシンバル(消音加工)
・小豆入りタッパー
・ゴムバンド
作り方
①スタンドに固定する際カップ部分が下向きになるようにスプラッシュシンバルにクラッチを取り付ける。
②ハイハットスタンドにワッシャーを入れ、スプラッシュシンバルを取り付ける。
③スプラッシュシンバルにゴムバンドで小豆入りタッパーを固定する。
④スプラッシュシンバルをスタンドに固定する位置を調整する。
以上、これで誰でも踏み込むだけで演奏できるフットシェーカーの完成である。
当初これは同パーカッションワタナベ氏が演奏する予定だったがさすがに終盤の盛り上がりの部分にはそんな余裕はなく、他に余裕があるのは俺しかいなかったので俺が担当させてもらった。
演奏には何の問題もなかった。しかし俺の踏み込む力が強すぎたせいか音を鳴らす度にスタンドがどんどんどんどん前にずれていき、位置の修正に気を取られシンバルの入りをトチるハプニングが発生。次回以降はスタンドを固定する必要があるだろうが先ほど言った通り演奏には何の問題もなかったので、是非足でリズムを刻みながらシンバルを鳴らしている所に注目していただきたい。
マイシンバルが大活躍
- M4:伝説のアイルランド
- M5:風紋
- M6:Shofukan 他
昨年新型コロナウィルス感染症緊急経済対策として1人10万円の給付金が支給されたことはご存知かと思います。その給付金でシンバル(ハイハット1ペア+ライド1枚)を購入したのですが、選定基準が完全に個人の趣味だったのでとても吹奏楽の演奏に適しているとは思えなかったんですね。だってライド一枚でかとぅが持ってるシンバルの総重量超えてんだぜ?ハイハットも主張強い音してるし。というわけで買ったはいいけどコイツらがインプリの演奏会で日の目を見ることはないだろうなー、なんて思ってたら。
いつの間にか俺のライドが銅鑼扱いされていた。
まさかそんな使い方があったとは。インプリの演奏会から最も遠い所にあると思っていたシンバルが、おかげで第一線でバリバリ活躍している。ありがたい限りである。他にも冒頭で述べたハイハットにスプラッシュを乗せてエフェクトシンバルっぽくしたり(合宿中に思い付いた)、これまた趣味で買ったカップベルを本物のベルに見立てたりと思った以上の活躍っぷりを見せてくれている。視聴の際は演奏は勿論、使っている楽器にも注目していただければと思います。
お前は本当に吹奏楽団員か
- M6:Shofukan
話を進める前にまずは原曲をお聴き下さい。冒頭1分だけでいいので。
お分かりの通り原曲のイントロはエレキギターが弾いているのでギターの音なのだが、我々は吹奏楽団なのでこれらの音も全て管楽器で再現している。別にそれで何も問題はないのだが、弱小とすら言えないレベルとはいえ弦楽器を演奏したことがある人間として、どうしてもイントロに弦楽器の音がないことが我慢ならなかったのだ。全うな吹奏楽団員ならまず抱かない感情である。というわけでなんとかそのパートに弦楽器の音を入れたいと思ってはみたものの、まずギターなんて弾けないしそもそもギター持ってないし…せや!マンドリンでやればええんや!というわけで合宿2日目迎君に頼み込み(あっさり快諾してくれた)、演奏に特に問題もなかったそのまま本番に臨むことにした。ご来場いただいた皆様も最初は吹奏楽の演奏会には似つかわしくないマンドリンが舞台上にあることに疑問しかなかっただろうが、理由としては上記の通りである。
後から動画で確認した限りでは、自画自賛この上ない感想だが最初音量が小さかったことを除けば特に言うことはないのではなかろうか。割りと好意的な意見もいただいているので決して悪くはないと思っている。皆様はどうでしょうか?時間としては30秒にも満たないので是非動画をご覧になって確かめて下さい。
というわけでTHE LIVE 2021の個人的な見所を解説してみました。他にもフィンガーシンバルで死ぬほど緊張したり本番衣装忘れた以上のやらかしをしたりと挙げればキリがないが、こういう所に注目しながら視聴してくれたら幸いです。
それでは。