下から見るか?横から見るか?

こんばんは。迎です。
金曜ロードショーでやってましたね。
「打ち上げ花火、上から見るか?下から見るか?」
映画館でもテレビでも見てないので、タイトルと番宣の数秒しか知らないんですけどね。
タイムリープ系だというのは知ってます。
TV版の声優配置がいまいちだという声があるのもTwitterで知りました。

そんな話じゃなくてね、視点を変えると見え方が違うっていう話なんですよ。
インプリで使うからと思って、先日My New Gearを購入しました。

マイクのお話

SHURE「SM57」:言わずと知れた楽器用マイクの定番中の定番

これまで使っていたのはSM58、ヴォーカル用の定番マイクです。
指向性が微妙に違うんですね。
SM57は、楽器に特化しているのでよりベルをマイクに近付けないとしっかり拾ってくれない。
逆に言えば、他の無駄なノイズを極限まで消し去ってくれる超優秀マイクです。
細かな違いは、SHUREのページで詳しくまとめられていますのでよろしければこちらをどうぞ。

https://www.shure.com/ja-JP/performance-production/louder/faq-whats-the-difference-between-the-sm58-and-the-sm57

で、これでソロの練習をしてみたんですが今日の参加メンバーは、どれくらい近付けばしっかりマイクに音が鳴るのか?に驚いたみたいです。

きっと管楽器奏者でマイクを使った演奏をしたことのある方なら誰しもが通った道だと思うんです。
マイク使うのってこんなに難しいのか、と。
普段見てる限りでは、別に大したことはしてなくて、普通にマイクの前で演奏してるだけに見えるんですよね。
だけど、いざ自分がマイクの前に立ってみると全然思い通りのサウンドが鳴らない。

音の当て方、アタックの仕方、姿勢、ブレスの量…演奏しながらいろんなことを考えないといけないことに驚くんですよ。
そして、PAさんの偉大さを知るんです。
ちょっとでもPAさんが楽に調整してもらえるように工夫してマイクの前に立つようになってくるんですね。

ま、こればっかりは練習です。
うちのバンドのアドバンテージですよ。
一般的なバンドで普段の練習から本番仕様のスピーカーとマイクで練習できることなんてまず無いですからね。
本番でしかマイク有りを経験できないバンドがほとんどな中で、うちはそれが出来る。
僕も、毎回マイク付きで練習できてすごくいいなと思っています。

さ、そして。
もう一つ今日感動したのがドラムのチューニング。
これはまたうちのメンバーのすごいところなのかもしれないですが、僕がリクエストしたことにものの数分で見事に対応してくれるんですよ。
今日はとある曲で、スネアやタムの響きを長くしてもらいたくてチューニングを緩めてもらってたんですね。
そして別の曲ではタイトな音が欲しくて、チューニングをまた変えてもらったんです。
タムの表と裏のチューニングバランスであんなにも響き方変わるんですね。
ピッチとタイム感を見事に1発で調節してくれました。

これも見え方の違いですよね。
曲によって実は繊細に響き方を変えてる。聴いてる方としてはあまり意識することないですもんね。
ひとまとめに「心地いい」って感覚で。
でも実際裏ではそういう細かな努力を積み重ねた結果そのサウンドが鳴るんですよ。

いやぁ…感動したな。ほんと。

今、思うこと

毎日毎日うんざりしてきましたが、まだまだコロナの影響は大きいです。
ここにきてニュータイプまで現れたと。変異しやすいウイルスみたいですね。
僕も色んな研究レポートだったり海外の情報だったり集めて自分なりになんとなくどう怖がればいいかを理解してきたつもりです。
マスコミが報道してることの多くが、国民に余計な恐怖を抱かせてることも。
この手のことはあまり深く書かない方が良いと思いますので、具体的な明言は避けますが、自分の手で納得できる情報を集めることはすごく大切です。
是非、色んな媒体を調べられてみてください。

どうしてもインプリの活動のことを日々考えてしまうんですが、結局のところこうなんだろうなと思うんです。

「そこに立って そのときわかることばかりさ」

これね、CHAGE and ASKAの曲で「NOT AT ALL」の歌詞の一部です。
僕のことをよく知っている人はご存知でしょうが、僕の音楽の一番の根底にあるのはASKAさんなんです。(胸を張って、言えなかった時期もありましたが…まぁ今もか笑)
僕の名前の由来も彼の芸名からですから。ほんとによく教育されたファンですね。
まぁ、僕の楽器吹く姿勢とか、歩き方とか見てもらえればどれだけ影響受けてるかよくわかりますよ。

それはとりあえずおいておいて。
同じ曲の中でこうも言ってるんです。

「悪いことばかり考えていると 心はひとつの色で塗られてく」

今になってほんとにグサグサ刺さりまくってるんですけど、
その通りだと思うんですよ。
決してネガティブにはなってはいけない。
ネガティブを乗り越えてこそ、新しい道が見えてくると信じています。
僕自身も、インプリも、きっとこれまでそうやって色んな難局を乗り越えてきたはずです。

慎重に、かつ大胆に

いろんなことが世の中では叫ばれていますが、僕は僕なりに、色々と考えながら前に進んでいくつもりです。
なんとなく重い話題になってしまった気がしますが、何かあったわけでもないんですよ。
みなさん、持ち場で頑張りましょうね。


余談1:お盆休みの団内企画は「練習参加日1回分免除」をかけた写真大会です。「雑写真 No.1 決定戦!」通称「雑-1グランプリ」です。雑な写真のはずなのに何か「いいなぁ」と思わせるものを持ってる写真のベストを決めます。映えを意識したおしゃんな写真とかは全然いらん。やたら空の青と山の緑を強調したいかにもな田舎写真とかもダメ。加工した時点で失格。そんな雑な写真で競います。

余談2:せっかくなので「NOT AT ALL」の動画でもシェアしておきましょうか。こんな今になってグッとくると思わなかったなぁ…

余談3:ちなみに、去年のインプリのライブテーマ「Go To Eleven」、僕自身の座右の銘ではありますが元はと言えば、ASKAさんの言葉です。インプリにも多大なる影響を「勝手に」与えてるんですね。

シェア: