本日のおすすめ

こんばんは。お久しぶりの迎でございます。

ラジオばかり録っておりましてこちらがご無沙汰になりがちです。

#金曜日の中野さん、そしてインプリの個性のお話

毎週金曜日に投稿される #金曜日の中野さん シリーズ、みなさんお楽しみいただいていますか?

個人的な趣味趣向というか、自分を前面に押し出す感じがたまらなくいいですよね。これこそブログだなというか。

いや、個人のブログじゃなくて団のブログなんだからもっと考えろよ!というご意見もあるとは思うんですが、僕はこれもまたインプリらしさの一つなんじゃないかなと思います。

ライブでよく言う「インプリは個性のバンドだ」ということにも繋がりますが、ステージ上の演奏だけじゃやっぱり伝わらないと思うんです。

僕はMCやってたりソロ吹いてたりで素の部分をお見せする場は多いんですがメンバー一人一人を考えるとなかなかスポットが当たらないんですよね。

そんなこともあってなるべくいろんなパートにスポットがあたる曲を選曲しているんですが、やっぱり足りない!

ということでそんなメンバーの個性を表現できるブログ、その道を開拓し続けてくれてる #金曜日の中野さん シリーズ非常に良いと思います。「いいぞ、もっとやれ」です。

じゃあ僕も…

上でお話したこととずいぶん矛盾する話ですが、影響されやすい僕も何か自分の趣味趣向をお伝えしたい!と思いました。

というわけで、大好きな音楽について。

これまでご紹介してきた色んな音楽、やっぱりインプリに絡めて…という思いがありましたのでインスト系、それもブラスが入ってるものが多かったですがそんなこと考えずに好きな音楽紹介しようかなというのがこの「本日のおすすめ」

皆さんの音楽ライフに新しい風を吹かせることができるかどうか…は定かではないですが、僕のおすすめCDやアーティスト情報をお伝えできればなと思います。

というわけで、本日のおすすめはこちら

リッキー・リー・ジョーンズ「kicks」

デビュー40周年記念アルバム!

リッキー・リー・ジョーンズと言えば、恋するチャック(Chuck Es’ In Love)で1979年にデビューした大御所さんでございます。

最近のライブ映像ですね。

彼女を知ったのは大学の時、図書館で何も選ばずにがさっとCDを手当たり次第借りてた時期がありましてそんな時に出会った2005年発売のベスト盤、「Duchess of Coolsville」が初見です。

注目すべきはここ数年の音楽スタイルの変化です。

ニューオーリーンズに拠点を構えたことが大きかったのか、なんだかライブも作る楽曲もご機嫌です。

例えば、前作「The Other Side Of Desire」のオープニングナンバー「Jimmy Choos」

ポップでキャッチーなこれぞPOPS!ポップスのシンガーじゃないですが…笑

ちなみにこの素敵なオルガンを弾いているのはニューオーリンズのレジェントピアニスト、ジョン・クライリーですね。

「When you get back」、超おすすめ。

ソロやってるバージョンなんて珍しい…

そして、今回のkicks、カバーアルバムなんですが選曲が絶妙。

ジャズはもちろん、ロックにポップスに幅広いんです。ひとまずご覧ください!

<トラックリスト>
※( )はオリジナル・アーティスト及び有名ヴァージョン
1. Bad Company(バッド・カンパニー)
2. My Father’s Gun(エルトン・ジョン)
3. Lonely People(アメリカ)
4. Houston(ディーン・マーティン)
5. You’re Nobody Til Somebody Loves You(ディーン・マーティン)
6. Nagasaki(キャブ・キャロウェイ)
7. Mack The Knife(ボビー・ダーリン)
8. Quicksilver Girl(スティーヴ・ミラー・バンド)
9. The End Of The World(スキーター・デイヴィス)
10. Cry(ジョニー・レイ)

いや、スティーヴ・ミラー・バンド!!

原曲はもちろんスティーブミラーバンドなのでドラムガツガツのバラードロックですが、これがこんなにオシャレになるものかと…

さっきのJimmy Choosとも恋するチャックとも全然違う色の歌声ですから、当然他の曲たちも素晴らしいに決まっております。

3ピースで全曲構成されていて、ビブラフォン奏者であるマイク・ディロンが随分と彼女に影響を与えたようですね。

というわけで、本日のおすすめはデビュー40周年、まだまだこれからの活躍にも期待大なリッキー・リー・ジョーンズ「kicks」でございました。

皆さんもよければ聴いてみてください!

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