こんばんは、迎です。
Twitterでも書きましたが、今日はうちの練習をサボってCMBのリハーサルに行ってきました。
いつかのブログにも書きましたが、このバンドはインプリとは真逆の方向性を持ったバンドです。
柔らかいサウンドを求めてるということがよく分かりますし、バンド全体からも優しさや温もりが感じられるとても素晴らしいバンドです。
3/16 定期演奏会がありますのでお時間のある方ぜひお越しください。
当日はレガロさんの定期演奏会もありますからね。
ぜひ体を2分割してもらいたいなと思います。
学生さんも多く在籍してらっしゃいまして、我らがトランペットパートにも高校生と大学生が1人ずついます。
二人ともとても素直なサウンドというか、学生らしいまっすぐな演奏をしてくれます。
我ら色々なことを良くも悪くも知ってしまった大人たちには最早そんな演奏はできません笑
ということもあり、パート練を今日はさせていただきました。
今日の話題はそこで感じたことです。
成長って多分大人の方が楽にできる
きっと若い人たちの方が吸収は早い。
普段から学校で膨大な知識を吸収して、頭が活性化しまくってますからね。
そして、体も成長することを素直に受け入れてくれる。
年を重ねると、素直じゃなくなるんですよ。
無理をしなくなるし、できてしまった癖を自分のスタイルだと勘違いしてそのまま突っ走ってしまう。
ここを一旦リセットする気持ちがないと次へは進めなくなります。
だけど会話をしてると、大人じゃないと伝わらないことが多いと思うんです。
それは「イメージ」で伝わる部分。
(ジェネレーションギャップの話じゃないですよ!)
例えば、アクセントの表現一つとってもそうです。場所によっては、あまり跳ねないものもあるし、極端に跳ねた方が気持ちいいものもある。
タッなのかダッなのか。こんなのって結局印象論でしかなくって。
イメージできれば話は早いんですけど、イメージできないとなんのこっちゃさっぱりですよね。説明する側も、それ以上の言葉が出てこないので伝わらずに終わってしまいます。
逆に言えば、自分が歩んできたものを一旦リセットする勇気さえあれば、イメージだけでどんどん成長できると思うんです。
そう考えると、多分年を取ればとるほど成長するのは楽にできるはずなんですよね。
あと、もう一つ成長のためのヒント。
僕自身がよく考えることですが・・・
なりたい姿、ありたい姿を明確にイメージする
これは、その時その時でどんどん変わっていきましたね。。。
トランペット始めた頃は、ニニロッソでした。
彼しか知りませんでしたけどね・・・
そして、スカパラのNARGOさんに憧れ、マイルスデイヴィスに憧れ、カウントベイシーオーケストラのリードトランペットのマイクに憧れ・・・
ビッグバンドにとことんハマり、VJO、Big Phat Band、SWR・・・もういろんなバンドのリードトランペットに影響を受けまくりました。
そして現在進行形でArturo Sandvalですよ。
うん、体型だけは似てきてるな。いやいや・・・
こうやって考えると、年を重ねれば重ねるほどかっこいいと思う方が増えていってる気がします。
そうなると自然と自分が目指すベクトルがどんどん増えて、そこに近付くことができます。
音楽はモノマネからスタートしますからね。
決して自分が上手いトランペット奏者だとは思いませんが、自分が満足する演奏はちょっとずつできてきてる気がします。
それができると次は・・・ってイメージもすぐ湧きます。
リセットするという話を書きましたが、その勇気を持つきっかけにもなるんですよね。こういう積み重ねが。
というわけで、皆さんの何かのヒントになれば幸いです。