どうも、第1回練習ブログで同パートの二人が笑えるブログにしてくれたお陰でハードルがメチャクチャ高く感じてます、per井筒です。覚えてます?
今回は僕が担当ということで、練習ブログ書いていこうと思いますが、暖かく見守っていただければ幸いです。今回はどのバンド紹介してやろうかな。
さて、今回の練習なんですがとにかく参加者が多かった。合奏も普段より合奏してる感があったような気がします。多分。フルメンバーではなかったものの高音中音低音のバランスもとれていて、演奏してて楽しかったです(小並感)。
充実~
個人的には、とある曲でトライアングルを「チリリリリリ!!」と目覚まし時計みたいに鳴らすところを迎君に「トライアングルっぽくていいすね!」と誉められたのが嬉しかったです。これからもトライアングル極めてトライアングろうと思います。もう二度とトライアングルスタンドなんて言わせねえ。
ところで、最近指揮者からよく聞く言葉に「ライブ感」というものがあります。こんなところで言うのも何ですが、正直何を言っているのかよくわかってないんですよね。ライブ…?ライブ?ライブ感?本当にさっぱりわからない。わからないのでこれまでの指揮者ブログ読み返しましたが、やっぱりわからない。何だ、ライブ感って。
そもそも「ライブ」って何だ。それがあやふやだと何も解決しない。という訳で調べてみました。
かつては演奏会といえば生演奏でした。けれど時代が進むにつれて録音技術が発達。録音モノの「レコード・コンサート」や「フィルム・コンサート」が生まれ、そうしたものと区別するため、演奏者が生で奏でるものを「ライブ・コンサート」、略して「ライブ」と表現するようになりました。ですが、日本ではライブハウスで行うイベントやロックやポップスなどの盛り上がる系の公演を「ライブ」と呼び、クラシックなどの鑑賞するタイプの公演を「コンサート」と呼ぶ傾向にあります。
「コンサート」「ライブ」「リサイタル」の違いをご存知ですか? http://www.1242.com/lf/articles/91966/?cat=entertainment&feat=chiba より引用
へー、それじゃ生演奏ならジャンル問わずライブなのかー…
え!?『感』いらなくねぇ!?
って思ったけどそれは言葉の定義の話で、迎君が言いたいことはさっき引用した文章の中にもある印象の話なんでしょうね。盛り上がる公演がライブで、鑑賞する公演がコンサートっていう。日本人は何でも区別したがるな。
確かに僕らがやってる音楽って印象論で言えば「コンサート」になると思うし、観客のほとんどがそういう印象で演奏会に来てると思うんですよね。ただその印象を取っ払うのって凄く難しいと思います。だって見たことないですもん、こういう吹奏楽の演奏会でソロか曲が終わった後の拍手以外で客席から音がするところ(マーチングは除く)とか、観客がいかにも「今俺バリバリにライブ感感じてるぜ!」っていう行動してるとこ。
あくまで憶測ですが、先ほどの印象に加えて会場に座席があるということから『座って静かに鑑賞する』のが普通だという発想に繋がるんだと思います。で、その『座って静かに鑑賞する』行為が吹奏楽の演奏に格式高い印象を与えているのではないでしょうか。
話は変わって、僕は結構な頻度でライブやフェスに行くんですよね。数えてみたら去年だけで計19回もライブやフェスに行ってます。ひえー。
で、そのライブのジャンルってゴリゴリのロックなんですね。会場も定期演奏会をやるような座席のある会場じゃなくてライブハウスやZepp、広いとこだとワールド記念ホールみたいなスタンディングエリアのあるような場所ばっかりで(オリックス劇場みたいな全席指定会場のライブも行ったことあるけど)、野外なら言わずもがな。座席がないため観客は曲に合わせて自由に動くことができるもんだから、時としてスタンディングエリアでは
こんなこととか(2:42~3:15にかけて)
こんなこととか
こんなことが起こるんですよ。
初めて見る人からしたら暴動が起きてるようにしか見えないですよね。信じられないかも知れませんがこれってこういうライブが好きな人のライブの楽しみ方の一部なんです。他にも曲に合わせてステップ踏んだり手拍子したりかけ声したりという行為が起こるんです。それもほとんどが自発的に。
そんなライブばかり行ってるんで、僕はライブって「自発的に楽しむもの」だと思うんです。会場行って好きなバンドの演奏聴いて「あー今日のライブよかった!」ってだけじゃ満足できなくなったんです。会場行って好きなバンドの曲聴きながら「この曲好きだわー!踊ろ!」とか「あの曲こんなことしたら楽しかったな、もっかいやってみよ!あーやっぱ楽しいわ!」ってのを繰り返して、汗だくでヘトヘトになりながら会場を後にして「あー今日も楽しかったー」と余韻に浸る。これがライブだ、と思っています。
勿論高い技術や表現力で観客を惹き付け「なんかわからないけどよかった」と思わせるライブも素晴らしいと思います。観客に頼らず自分たちの実力だけで会場の雰囲気を作れるのは吹奏楽ならではだと思うし、そんな雰囲気を味わえる演奏会へのハードルをもう少し低くできれば、それが「ライブ感」のある演奏会ってことになるんじゃないでしょうか。
話が二転三転して結局まとまりませんでしたが、皆さんにとってライブって何ですか?「ライブ感」のある演奏って何ですか?という問いで締めたいと思います。長々とお付き合いいただきありがとうございました。
P.S.
練習の度に迎式トレーニングに苦しむ団員達へ
コレ毎日やってると少しはマシになるよ。
今もコレやりながらブログ書いてます。
それでは。