こんばんは、指揮の迎です。
11/11、第10期が始動しました。
なんといっても我々にとっては10回目のステージ、一つの区切りです。
であれば、盛大なお祭りにしたい!ということで皆様からのリクエストを募ったところ、
どれも長尺曲ばかり!!
というわけで盛大に2時間半のライブとなります。
いつにも増して気合を抜いて、リラックスして楽しんでいただきたいなと思うわけですが、
年々レベルアップしていっている(と思ってるのですが…)我々の今期の目標を初回練習でメンバーにお伝えしました。
・リズムをメロディーにしよう!
・音量の上限値を上げよう!
まず1つ目「リズムをメロディーにしよう」です。
これは打楽器の加藤さんが言ってましたが、打楽器奏者の永遠の課題だそうで。
先日Twitterにもあげました、東大の研究結果の記事。
学術的に理論として提唱したことはとてもすごいことなんですが、これって実は感覚的には当たり前の話で。
当然、相手と「合わせよう」とすれば自然とリズムの「前」に意識が向くんです。
たとえば、呼吸する肩の動きだとか、手をうつ前の動作とか。
音自体がどう鳴って、どう収束するかには意識は向いてない。
これが「合わせる」という感覚です。
一方で、今回目標にしているリズムをメロディーにしようとするとどうすれば良いのか。
「寄せる」ということです。
お互いに自分のレールを決まった速度で走ったまま。
ただし、走る途中にはそれぞれのレールの温度も違うだろうし、砂利の敷き詰められ方も違うはずなのでそこには必ず違いが出てきます。
その違いはそのままに、俯瞰してみればぴったり並走して走っているように見せること。
イメージで言えばこんな感じですが、この「寄せる」という行為、実現しようとすれば「音」自体に着目しないといけないということ、分かりますか?
一定の速度の中で、お互いに並走をしようとすれば、当然頭の位置はもちろん、途中の車両の状態、車両の一番後ろは揃っているか?
必ず頭からお尻までをしっかり意識しないと実現できません。
「合わせる」と「寄せる」の違い、お分かり頂けましたでしょうか。
これが出来ると、リズムとメロディーが一体となって進行していくのでメロディーが無くともリズムだけでメロディーが浮かび上がってきます。
とてもとても難しい課題ですが、今期の年間目標その1でした。
次に、「音量の上限値を上げよう」です。
やっぱり音楽を生で聴く醍醐味は生ならではの迫力です。
ただし、うちのバンドの場合人数が少ない。吹奏楽の世界で言えば、小編成と呼ばれる部類に入ります。
だけど僕らはライブバンドです。
ライブあってこそ、お客様あってこその活動です。
大迫力の音圧を楽しんでいただきたい、浴びていただきたい。
…ということで、これは特に何の含みもなくただただ、音量の上限値を上げたいというそれだけのお話。
ライブをやりきる体力をつけるため、そしてこの目標を達成するための体幹トレーニングですね。
どこかで聞いた覚えのある噂ですが…
インプリは体力勝負
当たってるかもですね笑
一つ、確実なことは僕が目指す姿は「インプリをこなせる人はどこに行っても通用する」ことです。
…やっぱり体力勝負のバンドなのかな笑
というわけで、今期の年間目標を達成できるように頑張っていきましょう^^
練習ブログもお楽しみに!
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