【まぼろしライブ】THE LIVE 2020 -201号- セットリスト

どうもです。迎でございます。
そういえば、公開してなかったなと思いまして。
昨年、泣く泣く中止となりました我々のライブ。
そのセットリストを公開します。

振り返り

昨年末のブログで書いたとおり、とある港町の古アパートの一室、「201号室」の目線で時代とともに移り変わる住人の様子を日記テイストで追いかけていく物語になるはずでした。
…ということを踏まえて、セットリストどうぞ!

本編

海の男たちの歌 / Robert W. Smith

こんな壮大な海では無いような気もしますが、活気あふれる港町のイメージでオープニング。
きっと、物語の最初の住人は漁師だったんでしょうね。美人な恋人もいたりなんかして。個人的には金髪美女のイメージ。…どこの国の話なんだ?笑

March From 1941 / John Williams

曲自体は、太平洋戦争(真珠湾攻撃直後)を描いた映画のテーマ曲ですがなんとなく曲からもコメディ要素が多分に伝わってきます。
そして、力強さも。
兵隊さんだったのかはさておき、なんかこの部屋すごく強めのごつい男が住む傾向にあるのかな?

カンタベリーコラール / Jan Van der Roost

闇があれば光がある。続いては、生きていることへの感謝を表すコラールです。
GMイチオシ、前々からずっとやりたいと言い続けてきてた曲です。演奏するには一番難しいジャンルの曲ですがなぜかインプリは非常にこの手の曲得意。
なんだろうな、心に染みる曲は感情がのせやすいんだろうな。

Twilight In Upper West / T-SQUARE

ここで、迎ソロです。ちなみに、前半戦最後の曲。このあと楽しい楽しい休憩のコーナーの予定でした。
もうこうなってくると、物語がどうなってたのかは全く予想がつきません。
個人的には、「カンタベリーのあとかぁ…」のプレッシャーで頭いっぱいでした。

Basie Straight Ahead / Count Basie Orchestra

休憩コーナーのあとは、雰囲気もガラッと変えてビッグバンドのコーナーです。
学生ビッグバンドなら必ず一度は演奏するであろう、それくらいのメジャー曲です。
ちなみに、チラシに描かれたアパートがちょっとモダンなのはこのコーナーがあるからでもあります。いや、それは…後付の理由かもな笑

Sing, Sing, Sing / Louis Prima

こちらは、皆さんご存知。「吹奏楽ジャズ」というわけのわからん言葉まで飛び出すくらいには吹奏楽のコンサートでもよく演奏される曲です。
個人的には、この映画「Swing Kids」で使われたアレンジが一番しっくりきてますし、このバージョンでお届けする予定でした。
クラリネットソロってインプリであんまりフィーチャーしたこと無かったので(って言うと初代指揮者さんに怒られるか笑)お見せしたかったんだよなぁ…

風紋 / 保科 洋

ビッグバンドコーナーから、これぞ吹奏楽なナンバーに戻ってきました。コンクールの課題曲でありながら、聴かせどころ満載な素晴らしい曲です。
保科先生の解説コメント、「演奏者が勝手に好きにイメージして吹けばいいよ」というスタンスが僕は非常に好きです。いや、ほんとその通りですよ。
そして、これまた個人的には原曲版よりコンクール版の方が聴きやすい。なんか原曲版のカットされてない部分どうも間延びして聞こえちゃうんですよね…

A Joyful Journey / R.Sheldon

相変わらずメインディッシュばかりなセットリストですので、ここらで一回ブレイクを、ということでこんなテイストの曲です。
ほんとにあっさりしてますし、ひたすら同じテーマの繰り返し。でも飽きずに最後まで楽しめる。
キャッチーで爽やかだな、というただそれだけの選曲です。
いやー…やっぱりどんな物語になってたのか全然分からない笑

Shofukan / Snarky Puppy

本編ラストは、Shofukanです。グラミー賞、受賞しましたね!グラミー賞受賞のアルバムでもラストはこの曲でした。
そして、選曲したあとメンバーに言われて初めて気付いたんですがこの曲最後歌で終わるんですよね(Tpだけ吹いてますが)。
「本編最後が歌で終わりってすごく斬新だな!!」「いやー確かに!」
っていう会話がなされました。このコーラス部分、お客さんにも歌ってもらって大合唱したかったんですよね。
今後は…マスク越しとかだったら大丈夫かな…??

アンコールはソロリクエスト!!

毎年、あのNASAが開発したとかそうでないとか言われている「高性能リクエストマシーン」で投票が行われていますがテーマは「皆さんどの楽器のソロを聴きたいですか?」の予定で、上位2曲を演奏予定でした。

写真はTHE LIVE 2019 の「雰囲気リクエスト」

これまであまりフィーチャーしてこなかった、だけどこの人のサウンドを是非みんなに聴いてほしいんだ!っていう迎の個人的想い爆発で人選、選曲しています。
ほんとに大好きなんですよ、みんなの音。
候補はこんな感じでした。…というか、ほぼTHE RECでやりました笑

縁の下の力持ち、ホルン / ニューシネマパラダイス〜愛のテーマ

なかなかスポットライトが当たることのないホルンですが、曲の中で大事な要素はホルンが担ってることがすごく多いです。
そんな美味しいところをつまみ食い、なホルンをフィーチャーした曲です。

やっぱり吹きたいのよ、フリューゲルホルン / 青春の輝き

こう書けば、誰のことを指すのか一目瞭然な気もしますが笑
毎年フリューゲルホルンソロに定評のあるあの方をフィーチャーしました。
ほんとにピュアな心と優しさに溢れてるんだと思います。あの音は僕は出せないな。
カーペンターズ、ぴったりですよね!

唯一無二のダブルリード、オーボエ / 風笛〜あすかのテーマ〜

楽団唯一のダブルリードです。そのサウンドは独特でどんな場面でも存在感がすごい。
そして、チューニングという概念が無いのでバンドのピッチは全てオーボエに寄せられます。
多分本人にその意識全く無いと思いますが、彼女がインプリのサウンドを引っ張ってます。
その存在感をしっかりとフィーチャーしたかった!結果、めちゃめちゃ良かったし練習のときも毎回感動してました。
いやぁ、よかったなぁ。

出せる音の数はバンドイチ!?トロンボーン / 瞳〜メインテーマ

唯一の抜差管ですよ。ほんと楽器って奥が深いですよね。
例えば、僕だったら運指のパターンは6通りしか無いので、出せる音も限られます。
トロンボーン、1mm位置が違えば違う音ですからね。勝てないよ笑
そして、これまたトロンボーンってレンジもすごく広い楽器なので、まぁやっぱりすごいです。演奏中の見た目も派手になるからねぇ。
すごいんだけど、今まであまりフィーチャーしてこなかったので是非に!ということで。
バラードで、ひっそりこれだけハイノートずっと鳴らすの、めっちゃすごいんですよ。マジで。尊敬でしかない。

「吹」奏楽?違うよ、「弾」奏楽です。ピアノ / Baby, God Bless You

よく考えると、こういうところからもはや吹奏楽団の域を超えてるんだよね。
普通にピアノは使おうとしてますからね。どんな曲でも。
パートが足りないから、ピアノで補おう!って、いつも無茶振り応えてくれて本当にありがとう。
あんなに弾く人によって雰囲気が変わる楽器も珍しいと思います。
これも、練習の時から感動しっぱなしだったなぁ。

そして最後は全員でこの曲をやって、ライブはおしまいです。

ジャパニーズグラフィティXVI ARASHI

2020年、嵐のラストイヤーでしたからね。
どのバンドも、何かしら嵐の曲はセットリストの中に入れてたんだろうなぁと想いますが、うちもやる予定でした。
国民的アイドルですね。また復活…するかなぁ。

まとめ

いかがだったでございましょうか。
まぁ、モリモリなセットリストでしたね。
毎年そうですが、2時間いくかいかないかくらいの予定で組んでます。が、だいたい2時間10分とかそれくらいになりますね。

曲だけをつなぐとだいたい1時間くらいなんですけどねぇ笑

ま、うちの醍醐味ですよ。ライブ&トークなのは。

このまぼろしのセットリストも、またTHE RECとかでやってみたいですね。

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